トークパル株式会社

家族の在り方について


世界には様々な家族制度が存在しています。
日本は戦後、新しい相続制度を導入しましたが、戦前の家督相続制度を現在でも利用している家族もあります。貴方が被相続人の立場で遺言を考えたとき、どうされるのでしょうか。
フランスの家族人類学を研究しているエマニュエル・トッドは世界の家族構造を大枠で4つに分類しています。分析内容は深く濃いのですが、簡単に要約しました。

  • 子供のうち跡取りは成人し結婚しても親の家に残り、すべての遺産を相続する。
  • 子供は成人し結婚すると独立。遺産は子供たちの間で平等に分配される。
  • 子供は成人し結婚すると独立。遺産相続は親の意志による遺言によって行われる。
  • 子供は成人し結婚しても親の家に住み続け、遺産は兄弟間で平等に分配される。

子供のうち、跡取りは成人し結婚したのちも親の家に残り、やがて全ての遺産を相続する。他の子供は成人すると他の場所で生活の道を見つけなければならない。ここで問題にしているのは、伝統的な家族の構造である。家族とは、農地と農具を所有する経営体なのです。この親子関係は権威主義的であり、兄弟関係は不平等主義であると結論します。

子供は成人し結婚すると親の家を出て独立の世帯を構える。親が死ぬと遺産は子供たちの間で平等均等に分けられる。この家族制度の下で生まれ育ったものは自由と平等という価値を内面化しています。

子供は成人し結婚すると親の家を出て、独立した世帯を構える。また、遺産相続は主に遺言によって行われ、相続者間の平等はあまり考慮されず、親は自分の好みと意思を主張することができる。この家族型は、おおむね「アングロサクソン」的家族制度と受け止めることができます。

子供は成人し結婚しても親の家に住み続ける。したがって事業者である兄弟同士が父親の下に同居する巨大な家族構造が成立する。遺産は兄弟平等、均等に分配される。したがってこの構造においては、親子関係は権威主義的で、兄弟関係は平等主義的です。

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